い草の草履は通気性に優れ、夏でも快適に過ごせる履物ですが、鼻緒の部分が擦れたり足裏が痛くなったりする場合があります。おろしたばかりの草履はまだ鼻緒が固く、足に馴染んでいません。まずは、草履全体を軽く折り曲げたり鼻緒を優しく引っ張ったりして、柔らかくほぐしてあげましょう。
今回は、い草の草履を履いていて足が痛くなる原因と、その対処法についてご紹介いたします。
草履を履いて歩いていると、すぐに足が痛くなるという場合は、草履が足に馴染んでいない可能性があります。おろしたばかりの草履はまだ鼻緒が固く、歩くたびに前坪を挟む足の指の間や足の甲に余計な負担がかかってしまいます。
鼻緒が固いまま長時間草履を履いていると、「鼻緒ずれ」といって靴ずれと同じような症状が起きてしまい、ひどい場合は皮がめくれてしまう場合もあるため、購入したばかりの草履は、外出前に対処しておくと安心です。
足の裏が痛くなる場合は、草履台が固い、またはベタ底すぎて衝撃を吸収できず足に負担がかかってしまっています。足への負担を減らすためには、クッション性のあるゴム底の草履を選びましょう。
また、サイズが大きい場合も足に余計な力が入り、足の裏や足首が痛くなる原因となります。草履は、かかとが1cmほど出る大きさが丁度いいサイズです。
青木本店では、足に馴染みやすく痛くない幅広鼻緒や、ソフト鼻緒のい草でできた草履を多数取り揃えています。足に負担がかかりにくいゴム底の草履は、い草の草履を初めて履くという方や子供でも履きやすい作りになっています。サイズ展開もしていますので、ぜひご利用ください。
サイズの合った草履を履いているのに、どうしても足が痛くなる場合は、次の3つのポイントを試してみください。
1.鼻緒をほぐす
草履は履き続けていれば自然と鼻緒がほぐれ、足に馴染んでいきます。しかし、自然にほぐれるまでには少し時間がかかるため、おろしたたての草履は、前坪を中心に自分で鼻緒をほぐしていきましょう。
草履全体を軽く曲げたり、鼻緒を外側に向かって引っ張ったりします。これを繰り返すうちに鼻緒が柔らかくなり、鼻緒全体が盛り上がるような形になります。
2.前坪が当たる部分を保護する
鼻緒をほぐしても鼻緒ずれが起きてしまうという場合は、前坪が当たる足の指の間に絆創膏を貼る、ベビーパウダーをつけるなどして、肌を保護してみましょう。摩擦が軽減され、鼻緒ずれを防いでくれます。
3.歩き方に注意してみる
靴を履いて歩くときは足首を返しながら地面を踏みしめるように歩きますが、草履を履いているときに同じような歩き方をすると、足に負担がかかってしまいます。草履で歩くときは足首を返し過ぎないこと、つま先に軽く重心をおくこと、地面を軽く擦るように歩くことがポイントです。
子供でも履きやすく、履いても痛くない草履をお求めの方は、青木本店のネットショップをご利用ください。カリプソタイプ・雪駄タイプ・サンダルタイプなど、カテゴリー別で検索することができ、男性用・女性用・子供用で条件を絞って探すこともできます。
鼻緒ずれを防ぐためにも、前坪を中心に柔らかくほぐしておきましょう。また、草履選びの段階で、幅広でソフトなタイプの痛くない鼻緒や、衝撃を吸収してくれるゴム底タイプのものを選ぶと、足への負担を大幅に軽減できます。
特に子供は皮膚が薄くデリケートなため、できるだけ負担のかからない草の草履を選ぶことをおすすめします。
青木本店では、大人から子供まで、幅広い年齢層の方に快適に履いていただけるい草の草履を販売しています。七島イ・カヤツリグサを使用した草履は、通気性に優れ、履き心地も抜群です。ファッション性の高い草履を豊富にご用意していますので、ぜひネットショップをご覧ください。
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